先輩のボタン【卒業記念ショートストーリー】
初めての会話


先輩の笑顔が好き。



私は、どこにいても先輩の姿を探していた。


一日一回先輩を見ることが毎日の目標で、友達も先輩を探す協力をしてくれていた。


『赤いパーカー!!いたいた!』


『見つけた!可憐!!』



優しい友達に囲まれて、

私は幸せだ。




叶うことのない恋でも

恋は恋。




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