俺様生徒会長

不思議な感情

 生徒会の手伝いを了解して、まだ一日。
 ……よりによって次の日は学園祭の準備1日目。
 あの人はこのために私を生徒会に入れさせたのか?と思いたくなるほど、ぴったりなタイミング。

 和神高の学園祭は「生徒会主催・美男美女コンテスト」っていうのがあるの。
 簡単に言えば、学年別に美男と美女、そして美男美女カップルの3つがあり、当日に候補者が張り出されるの。
で、全校の投票で優勝が決まるんだ。

 私も一応生徒会(?)だからこのコンテストの準備も、クラスの準備も…って大忙し!!
 ひぃ~…目が回る…クラクラ…。
 ちなみに私のクラスは「コスプレ喫茶」なんだ。
 私が着るのは桜花と色違いで“猫耳メイド”なの。
 …本当はずっと裏でいいって言ってたのに、みんなが「絶対猫耳メイド!!」って言うから…
 あんなに必死に頼まれたら断れないよ…
 とにかく、今は生徒会室に行かなきゃ。


「すみませ~ん…遅れました…」
「遅い。」
 会長お得意の目つきで睨まれた。
「すみませんって…」
「ったく、さっさと話しに参加しろ。」
 会長に言われ、みんなが座っているソファーに座った。
「ほな、話進めるで。…ってまだ自己紹介まだやったな。俺がまとめて言っていいか?海斗。」
「あぁ」
「じゃ、紹介するな。右から会計の長谷川恭夜、書記の真川勇、会長の和神海斗で最後に副会長の俺、成木秋人や。…知っとると思うけど、会長の海斗は理事長の息子やで。」
…は?
「理事長の息子ぉぉぉーーーーっっ!!??」
 マーージでぇぇーー
「うっせぇよ、黙れ。」
「すみません…」
 びっくりして、大声だしちょったヨ…。                      でもさ、ね?急に「この人が理事長の息子です。」なんて言われたら誰だって大声出すでしょうよ。
 それはいいとして、まず、整理してみよう。
 怖そうな黒髪の人が長谷川恭夜で、だいたい175センチってところかな?
 おとなしそうなこげ茶の髪で敬語なのが真川勇で、みんなを紹介してくれたチャラそうで関西弁、そして金髪に近い髪に人が成木秋人ね…。
 ……で!!!!
 悪魔の会長+理事長の息子が和神海斗か…。
 みんなそこそこ(そこそこどころではない)イケメンだし、モテるんじゃないかな?

「じゃ、本題にはいりますか。」
「そうだなー…このコンテストはだいたいこの予算でやるから…」
 んー…私は興味ない話だ…。
 でも話は聞いてないといけないよね。





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