素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…
こんなにも、彼からの愛情を受けていたことに

尚更、うれしさがこみ上げてきた。

社長の座より、私が大切だと言ってくれた彼…


なんて、大きな人なのだろう…


そんな彼だから、彼の会社はこんなにも大きなものになったんだろう。



きっと、私の父親の会社を知ってしまったら、

そして、私が嫌っていることを知ってしまったら…


貴俊さんは、きっと…

力づくでも、その会社を手に入れ、解体するのだろう…

元彼の会社のように…


そんなつらいことはしてほしくない。

知らなくてよいことなのだと、改めて思った。

負担は少ない方がよいから。




私は、その夜…

貴俊さんの腕の中で眠りに着いた…


幸せな一日の終わりだ…
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