こちらミクモ探偵事務所3

「ん?いやぁ、何でもないよ。じゃあ行こうか」

紘哉に声を掛けられ、ハッとなる。
彼は立ち上がると、狸翠にビニール袋を渡した。

彼が見ていたのは、シュシュのビニール袋。

ピンク色の下地に松が描いてある、和と洋が融合したような物だ。

特に変わったところはない。

「……?」

じっくり観察していた意味が分からず、紘哉は首をかしげた。

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