私は動物のお医者さん。犬や猫はもちろん、ウサギ、ハムスターにフェレット、小鳥なども診察する。仕事は楽しく、時間はあっという間に経っていくが、もうすぐ三十歳、いつかは我が子の顔も見たい。
 そんな矢先、妊娠判明。
 世間では赤ちゃんの為に犬猫を手放しなさい、なんて言う人もいる。何をおっしゃる臨月まで、いや産後も動物まみれで過ごして見せましょう。破水の時まで猫と遊んでいた、ニンプ獣医の無鉄砲な日々。気になる動物由来の妊婦の病気、人と動物のお産の違い、産院選びや人間のお医者様とのやりとり、実体験で綴っています。出産前後の体の変化、正月早々の病院たらい回し、今なら笑い話だけど、当時は激動の日々だった・・・。

 そして、あなたならどうしますか?妊婦禁忌薬を飲んでしまったとき・・。混乱して、事実を受け止めるのが怖い。自分を責めて、嫌悪する。後悔しても、どうしようもない現実。それでもお腹の赤ちゃんは、すくすく大きくなっていく・・。

 赤ちゃんは可愛い。本当に愛おしい。だからこそ大切にしたい、身籠もる前に知っておくべきだった知識。是非これから赤ちゃんを望む人には伝えておきたい、これはそんなお話です。


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