誠の桜に止まる蝶
癒しの力
「蝶ちゃん。お疲れ様。草餅おいしかったよ」

笑顔で近藤さんが駆け寄ってくる。

「あ、本当ですか?よかったです!」

「稽古で汗をたくさん流しただろ?先に湯を浴びてくるといい。」

「え?いいんですか?」

「ああ。ほかの隊士たちはまだ練習している。いまのうちのほうがいいんじゃないか?」

「そうですね。じゃあ入らせていただきます!」

私は急いでお風呂場に向かう。

「あっ・・・着替えどうしよう・・・」

私は迷った挙句、この時代に来た時に来ていた巫女服にきがえることにした。

ちゃぽん・・・

「はあ・・・気持ちい。」

お風呂はやっぱりいいなあ。
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