あなたがくれたもの
☆許されない過去☆
それから私はゆっくりと家に帰っていった



『―――寒い』



流石に10月の夜は冷えるなぁ〜


なんと呑気に歩いていた


プルルルプルルル♪



『もしもし?』



『雨音!お兄ちゃんやぞ』


電話の正体はお兄ちゃんだった


『どうしたの?』


『実はなぁ・・・』


お兄ちゃんは少し声のトーンが下がった


『お兄ちゃん当分かえれん実は仕事で認められたんだごめんなぁ』


『いいよ お兄ちゃん頑張って』


『ありがとう♪風邪引くなよ?』


『うんわかった。じゃあね』



私はそれだけ言うと電話を切った。


少しだけ寂しくなるだけだって自分に言い聞かせながら
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