彼女志願!

この程度、彼にとっては朝飯前って感じ?

それともスイッチ切り替えた?


いやまさか、と思いつつも、なんていうか、すごすぎる。



「あーあ……。約束なんか、するんじゃなかったな」

「――!!!!」



あっけらかんとつぶやいたその言葉に、思わず目を見開く私。



「嘘ですよ。冗談です」



どこまで冗談なのか

穂積さんは、ふふふ、と微笑んだ。



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