もうすぐで、勤務もおしまい。



夜のホテルは閑散としていた。


眠気覚ましに、ロビーの中央に聳える巨大なシャンデリアの眩い明かりに目を凝らした。



「あの…小早川さん」
フロント係の藤沢さんが慌てた様子でコンシェルジュデスクにやって来た。



「エジプトから夫婦で旅行にこられているIPのお客様なんですが…旦那様の方が急に具合を悪くされたみたいで」




「それは大変だな…」



「旦那様の方は英語を話すコトが、出来るんですが…奥様の方は…アラビア語だけで・・・病院は手配したんですが…小早川さん、アラビア語って話せますか?」

語学には多少の自信はあった。
アラビア語もまぁー…何とか理解出来る。

「まぁー…少しは…」


「奥様の通訳として、病院に同行お願いしていいですか?」



「いいよー。藤沢さん…二人の宿泊する部屋に案内して…」



「あ、はい!」














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