スイートルームの許婚

~由可奈side~

愛斗はホテルを去ってしまった。



速水さんの知り合いのホテルで、働くらしいけど、何も詳しいコトは教えてくれなかった。



私は昔、仕事を依頼した探偵に愛斗の行動調査を依頼。



「ダイヤモンドホテル横浜の支配人??」


「昔、ドラゴングループと張り合っていたダイヤモンドグループのホテルとは…本気で由可奈お嬢様と将来を考えてるようには思えませんね」


探偵の栗原さんがポツリと呟く。


私も愛斗を信じたいけど。
愛斗の行動は意味不明。


私は胸元に着けた金の鍵バッチを見つめる。



「俺がホテルの従業員になって、監視を続けてもいいですが・・・」


「え、あ…そんなコトも出来るの?」


「報酬を弾んでくれたら、殺し以外は何でもやりますよ…」


「報酬は弾むから…お願いしていいですか?」


「分かりました…」










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