スイートルームの許婚
*由可奈の出生
「小早川…」
支配人室でデスクワークする俺の元に栗原がやって来た。


「んっ?」


栗原にしてはすげぇー真顔で俺を呼ぶ。



「由可奈お嬢様から俺のケータイに電話掛かってきた…」


「お前のケータイ?」


由可奈にとって探偵の栗原もボーイフレンドに入るのか?
コイツも俺の嫉妬の対象か…



「何て言ってた?」

俺は栗原を睨み、問いかける。



「あいつ…自分の出生の秘密を知ってしまったようだ・・・」


以前、空港でヤツと再会した時、聞いた由可奈の秘密とやらと被る。


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