生まれ変わってもキミが好き【完結】

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３日ぶりに学校に行くと、教室に入るなり、ユキちゃんとアリサに勢いよく抱きつかれた。



く、苦しいっ。


両手に花っていうより、サンドイッチ状態。




「凛～！　心配したよ～！」


「もう大丈夫なのぉ？」


「あ、ありがと！　大丈夫だよっ」




ぎゅーっと２人を抱きしめ返したら、ユキちゃんもアリサも安心したように笑ってくれた。


そうだよね、いきなり倒れられて、びっくりしたよね。



そしてあたし、目立っただろうなあ。


ああ、恥ずかしい！



心の中で恥ずかしがっていたら、後ろにいた清春が、頭にポンと手を乗せてきた。




「凛。また具合悪くなったら、すぐ言って」


「うん。大丈夫だよ、清春」


「凛の大丈夫は、当てになんない」


「そ、そんなことないって！　あたしが丈夫なのは清春も知ってるじゃん！」