私の道
学生期
だから必然的に看護学校に行くことになったんだけど。



敗北感はなかった。


負け惜しみじゃなくて。




そして看護学校に入学したんだけど、その当時の最終目標は、保健師だった。



夜勤は、したくなかったんだよね。




保健師の学校に行くには、看護師の免許が必要。


そのための、第一段階の看護学校と思っていた。



看護学校はとても大変だった。



授業に実習に試験。


高校よりハード。


大学に行った同級生たちは、もっとのんびりしてるのだろうかと思いながら、でも自分で選んだのだから必死に頑張った。



大変ではあったけど、20歳を過ぎてお酒も飲めるようになり、クラスの子達とカラオケ行ったりして、楽しかったなぁ。



そして3年頑張って、保健師の学校へ進学することにした。



だけどその時が、すっごく大変だった。  


年末まで病院実習があって、年明けから看護師の国家試験勉強と進学の受験勉強。



人生の中で一番勉強したのは、この時だと思う。



卒業式で一番泣いたのは、看護学校の卒業式だった。


本当に頑張ったもん。




< 7 / 17 >

この作品をシェア

pagetop