あなたへ
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あなたはいつもあたしの鎖骨に顔を埋めて
あたしの事を見上げて笑ったね
あたしは年下のくせに
大人ぶってあなたの頭をなでるの

実家の猫のクロを思い出して
あなたを優しくなでるの

そぉすると

あなたは強くあたしを抱きしめる



痛いくらいの愛が

心地良かった

そんな時もあったね
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