ガチャと事務所のドアが開く。

依頼資料に目を落としていた男は、音のした方をチラッと見た。
そしてまた下に視線を戻す。

大きな音を立てて事務所のドアを開けた少女は、男の座っているデスクの前まで来る。

そして、バンと思いっきり机を叩いた。

少し跳ね上がる男。
そんな彼に構わず、少女は大声で叫んだ。

「ねぇ、紘哉さん!私さ、お姫様だったんだよ!」

紘哉と呼ばれた男は発言を聞いた瞬間、思いっきり顔をしかめた。

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探偵  推理  殺人  誘拐  ミステリー  ギャグ 

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