こちらミクモ探偵事務所4

「まぁ、紘哉サンの主張はともかくとしてですね」

「……」

「取り敢えず、僕達部外者はここから出ましょう。やっぱり、身内に任せとくのが一番ッスよ」

霞の言葉に頷くみんな。
紘哉も渋々と頷いた。

そして、階段を降りていく。

「何だかんだ言って、紘哉さんが一番安心してるんじゃないの?」

「うるさい」

羽兎の言葉に反論しつつも、内心ホッとしている紘哉だった。

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