こちらミクモ探偵事務所4



次の日。
羽兎は裏道を歩いていた。
今日は大学をサボり、事件解決に貢献する予定だ。

「大丈夫、出席日数は足りてるはず」

自分を信じ、三雲探偵事務所に向かっている。

天気もいい。
早く犯人も捕まればいいけど……

そんなことを考えていると、突然声を掛けられた。

「すみません、閑田羽兎さんですよね?」

「え?ハイ、そうですよ!」

羽兎は振り向いた。

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