恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「・・・じゃあ~俺のボディガードになって!」


咄嗟に出た言葉を心愛に吹っかけた。



「ボディガード?って…休職中だけどデカだし、護身術くらい心得てるだろ?」



「…何?心愛はこのまま…1000万の借金を踏み倒す気?」


「それは・・・」


「俺は休職中だから。今は一般市民だよ!市民の安全を守るのが警察の務めだろ?それに左京さんではなく紫苑と呼んで」



「・・・」



心愛は俺に問いかけに沈黙。



「わかった…し、紫苑」
ため息混じりの返事だけど、心愛を俺のそばに置いておける。
< 52 / 230 >

この作品をシェア

pagetop