追憶の詩 -浮世抄華-
第5詩 白雪の温もり


慶応元年12月某日。




私はあまりの寒さに目を覚ました。




「寒…っ」




ふと障子の向こうが妙に明るい事に気が付いた。




服を着替え、障子を開けると…。




「うわぁ…」




外は辺り一面、雪景色だった。




昨日は随分と冷えると思ったけど、まさか、雪が積もるとは…。





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