エロスからタナトスへ
彼には申し訳ない気持ちと、

まだ、ほんのすこし邪悪な気持ちも残っていた。

少し痛む頭で、ぼーっとしながらも、

キスをやめなかった。

「詩・雨・子・さ・・・」

彼も私をつきはなしたりしなかった。
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