エロスからタナトスへ
7 変化
「詩雨子。デート、どうだったの?」
とりたてて、興味があるわけではなく、
とりあえずといった感じで、
麻衣子が聞いてきた。
「うん。それっきり。」
「やっぱり。そっか。」
「なんで、わかるのよ。」
「自分でもわかってたんじゃないの?」
「···」
「悪いこと言わないから、今の生活、
変えた方がいいよ。」
いつもは、干渉しない麻衣子がマジで言ってきた。
「麻衣子···」
「詩雨子、楽しそうじゃないもん。」
「自分でもよくわからないのよ。」
「詩雨子が一番、普通の人と普通に結婚しそうなんだけどな~」
「そう?」
「そうだよ。ほんとは、ちょっと期待してたんだよ。設計士さん。」
「うん。自分で自爆?させちゃったかな。」
「もったいない。また、パーティー、行こうか。」
「ん···遠慮しとく。」
とりたてて、興味があるわけではなく、
とりあえずといった感じで、
麻衣子が聞いてきた。
「うん。それっきり。」
「やっぱり。そっか。」
「なんで、わかるのよ。」
「自分でもわかってたんじゃないの?」
「···」
「悪いこと言わないから、今の生活、
変えた方がいいよ。」
いつもは、干渉しない麻衣子がマジで言ってきた。
「麻衣子···」
「詩雨子、楽しそうじゃないもん。」
「自分でもよくわからないのよ。」
「詩雨子が一番、普通の人と普通に結婚しそうなんだけどな~」
「そう?」
「そうだよ。ほんとは、ちょっと期待してたんだよ。設計士さん。」
「うん。自分で自爆?させちゃったかな。」
「もったいない。また、パーティー、行こうか。」
「ん···遠慮しとく。」