整髪料のつけていない崩れた髪や、起きぬけの無防備な雰囲気は、やたら色っぽく、

 左右対称の二重から覗く瞳は、カーテンから零れてくる陽の光をうけて、まるで紅茶のような色に染まる。

 何色、とも説明のつかない……彼だけのためにあるキレイな色。

「あ、あの……」

見惚れてしまって、動けないのと。

爆弾のようにバクバクと鳴っている心臓のせいで、声が出ないのと。

私の頭の中はパニックだ。









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