恋愛談義!


発熱時にありがちなイヤな夢を見る暇もなく、私は泥のように眠っていた。


クスリを飲んだから、と言えばそうなのかもしれないけれど。

目を閉じていても、どこか自分が気遣われているような感覚は始終あった。




どれくらい時間が経ったのかはわからないけれど


体がだいぶ楽になっている……。


そう感じながらまぶたを持ち上げる。



見慣れた天井。

毎日一人で起きて、一人で眠る、私の部屋だ。




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