このホテルに来る時には、父の運転する車でわくわくしながら来たのに…

帰りは、違う意味でドキドキして副社長専用車で帰ることになった。
もちろん、運転手付で、運転手の隣には、なんだかとてもきれいな女性がいて…

私を上から下まで、しっかりチェックされたような気がした。

「副社長。お帰りなさいませ。こちらの女性は今回のお話になっていた方でいらっしゃいますか?」

「ああ。そうだ。今月中には私の妻になるから」

「左様でございますか。この後はいかがいたしますか?」

「自宅へ帰る。」


二人の会話に入ることはできず…取り残しの気分。


気分は最悪だ。本当なら、友達みんなと楽しく卒業パーティーだったのに。

こんな気持ちで、今日からこの人と一緒に暮らしていけるのだろうか?
私は不安になった。

10歳も年上の大人で好きでもない人…それに今日初めて会ったばかりの人…そして、この人が私の旦那様になる予定…

やっぱり無理だよ。私は大好きになった人と結婚したい!!
うちは社長とかじゃないし、普通のサラリーマンの家庭に育ったのに、
どうして、こんな形で結婚しなくちゃいけないの?!

私は納得いかないし・・・
マンション到着して、車を降りたら、私は帰ろう…


私はそんな気持ちを抱きつつ、マンションへ向かった。

この作品のキーワード
副社長  結婚  俺様  金持ち  御曹司  大学生  純愛  許嫁