突然の結婚
『拓海さん??どうして???』

「亜紀・・・迎えに来た。帰ろう。」

『さっきはごめんなさい。』

「いいんだよ。おったんだけと、見失っちゃって・・・
 家にいなかったから、実家かな?って思ったんだ。
 よかったよ、ここにいてくれて。
 街でもあるかれていたらと思うとぞっとする・・・

 心配した・・・」


拓海さんの一言ひとことは本当に安堵したような言葉だった・・・

『ごめんなさい・・・私、』

「いいよ。お義母さんから聞いたよ。
 亜紀・・・俺の気持ち、本気だから。亜紀だから、こんな気持ちになったんだから。亜紀以外いらないから・・・

 こんな俺だけど、ついてきてくれますか?奥様・・・」

『たくみさん・・・』


私は、拓海さんの胸に飛び込んでいた・・・


「亜紀・・・これが、亜紀の答えだと受け取ってもいいかな?」

私は、言葉を発することなく、うなずいた・・


「帰るよ。俺たちの家に・・・」
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