「ちょ、ロイ、女王陛下にその口の聞き方は…」
カインが慌てながら女王とロイを交互に見る。

「ああ、いいんです。私が許可したので」

「へ?何でまた…」

女王の答えに疑問を感じたカインは首をかしげた。

「あー…えーっと…」

女王は天井を見つめながら考える。

「ほら‼数少ない金髪仲間なので‼」

「ああ…確かにこの城…いや、この国には金髪の人は少ないですね」


なんとかカインを納得させられ、女王は安堵のため息をついた。

「で、女王陛下、違う仕事って?」

「では移動しましょうか。それから説明しますよ。じゃあカイン、お邪魔しました」

カインは扉まで移動し、開け、女王を通した。


「今度から何かご用がありましたら私を呼んでください」

「はいはい」

「まったく…毎回言っても来るじゃないですか、女王陛下は」

呆れ顔のカインとアンの目があった。


「おう、明日からよろしくな、ロイ」

「…よろしく」

アンはそっけなく返し、女王の後に続いた。