家族☆ごっこ★
本物はどれ?
そんな恋心の芽生えた私に新しい生活が始まった。

「どう?」

朝練習に行く前の光の前に制服姿で立ってみた。

「大丈夫?やっぱ無理あるかな。スカートとか
短過ぎでしょ?」


「いつもの琴子でいいよ。言いたいことハッキリ言ってやれ。」

「そんなケンカ越しじゃないと生きてけないの?」

「ほら いろいろあるだろう。」

「今まで 目立たなく生きてこられた。」

「じゃあさ 俺と同居してんの誰にも言うなよ。」

「え?」

「ちょうど名字も違うし…学校行く時間も違うし
その方がお互いのためかもな。」

「それはそうだけど……。」

「学校であっても俺は知らないヤツだからな。
話があるなら友達としての段階踏んできて。」

「そこまで徹底すんの?」

「友達になれればの話だけどさ。」

「は?」

「その代わり・・・帰ってきたら話一杯聞いてやる。
ベットの中で。」

私は真っ赤になった自分を隠せない
突然の攻撃。

「琴子 めっちゃ可愛い~~。」

あろうことか短い時間だったけど
抱きしめられてしまった。

「じゃあ 学校で 会えたらな~~。」

あ・・・・・・

もうダメ~~~~
私 光ワールドの入り口に足がはいってしまってるぅ~。
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