キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
それにしても…


やっぱり伊勢谷先輩、怖かったなぁ。






伊勢谷先輩の恐ろしい瞳を思い出し、あたしの腕に鳥肌が立つ。





だけどこれで今日からは堂々と守くんと会うことが出来る!


もうヤンキーたちと関わることもなくなるよね?!





あたしは胸を撫で下ろしながら、改めて清々しい気持ちで授業を受けた。







しかし

そんなあたしのささやかな期待は一瞬で崩れ去る。






授業が終わり今からランチタイム。


あたしと真澄ちゃんが教室で楽しくお弁当の用意していると…




ガラッ!



「な…長嶋さん…」


「ん?」




クラスの女子に名前を呼ばれ、教室のドアの方をを見ると


そこには青ざめたクラスメイトとスキンヘッドのヤンキーが立っていた。


< 70 / 274 >

この作品をシェア

pagetop