白緑蝶"vacances【続2】

ナイトクラブ

貴方に近づく人は、香月さん
彼だけじゃない。

彼の隣には、彼女がいる。


翌日は、ダウンタウンまで足を
運び、二つのパークで朝から晩
まで一日中遊んだ。

ゆらの喜ぶ顔を見れて、ソラも
私も大喜び。

ゆらは幼くて、どうしても乗れ
ない乗り物がある。

その為、私達は一緒に行った湊
さん夫婦と百枝にゆらを預け
二人がどうしても乗りたい絶叫
マシーンだけは体験した。

その後はゆらと一緒にパーク内
子供向けのアトラクションを求
め、そしておいしい食事を取り
私達は楽しんだ。

帰りの車内・・・

ソラに買ってもらったぬいぐる
みを大切に抱きしめて眠るゆら

ヤマト君も、疲れて眠ってる。

「ヒワ

 ソラさん置いてきて
 よかったの?

 ナイトクラブに飲みに行く
 だなんて、私しらないよ」

「いいの、今日はゆらの為に
 一日いいお父さんしてくれ
 てたんだもん、今夜だけは
 許す

 それに、マスミやテオさん
 のお誘いじゃね・・・」
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