咲き舞う華は刻に散る

3.



それからしばらく経った頃。



美桜里は沖田の部屋を訪れていた。



沖田は池田屋の一件以来、体調を崩し、寝込んでいる。



看病が必要だと判断した土方は美桜里にその役目を頼んだ。



本来なら、医療に関しても詳しい山崎がするべきなのだが、彼は今、池田屋の一件で重傷を負った隊士の看病で手が離せない。



そこで、一番暇そうな美桜里に白羽の矢が飛んで来たのだった。







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