同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
爽やか王子とデート






今日は、春綺君と食事に出かける。




何故そんなことになったのかと言うと数日前に春綺君、自ら電話で誘ってきたからだ。




別に男と食事に行くなんてあたしにとっては当たり前のことだから抵抗はないしタダで美味しい料理が食べれるのだから断る理由なんてない。




メイクを終えたあたしは買ったばかりの服を着てアクセサリーを身に着け鏡を覗く。





…こんな感じで良いかな?




今日は春綺君の好きそうな清楚な感じで攻めてみた。




洗面所にある鏡で念入りにチェックしているとー……




「そんな洒落た格好してどこ行くんだよ」




「…!?び、びっくりした。いきなり声かけないでよ」




振り向くと最低男は腕を組んであたしを上から下までジロジロと見てきた。





「ちょっとご飯いってくる」




「誰とだ?どうせ野郎とだろ」

  


それってあんたにいちいち言わなくちゃいけないことなの?




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