「王……河……?」


目の前の男の名前を口にして、少しだけ首をかしげると……。


「バーカ。
しゃべるな」


唇に、スッとひとさし指をあてられた。


「……?」


なんだろう……?


目だけをきょときょとさせて、目の前の王河を見あげると……。