昔からほくろの多い男性に惹かれた。



その理由はきっと私自身にほくろがないからだ。







「こっち来いよ。どうせもう濡れてんだろ」





高級ホテルの最上階。



壁一面の窓から見下ろす都会。




金はあるが愛のない男がベッドに寝転んでいる。







「我慢できないのはあんたの方でしょ」





そう言い返すと、彼はゆっくりと起き上がり私の肩を抱いた。




愛のあるフリをするのはこの時だけ。




私と彼は体だけで繋がっている。



本気になっちゃいけない。




この作品のキーワード
密フェチ    ほくろ 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。