あくしゅ。

初めての会報

最近、残業が続いている。


定時にあがれた事は

ここ1ヶ月なかった。


今日も2時間の残業をきっちりとこなし、

里美は自宅へと歩いていた。


「ふぅー」


頭を左右に振りながら深い溜息をつく。


こう毎日残業が続くなんて

たまったもんじゃない。


定時に帰れる日は

いったいいつになったら来るのか、

ただそれだけを考えていた。


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