てがみ~未来への約束~

2度目の残業は、波乱の予感

結局、それ以降、

私はかーくん……

ううん、課長と話すことは一度もなかった。


仕事上のことでさえも、

他の人からの伝言で伝えられた。


そこまで課長と距離を置かれてしまったら、

やっぱりあの時の

告白やキス、も

全て夢の中の話だったのかもしれない。


ただの私の妄想だったのかもしれない。


そう思い始めていた。









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