先生に片想い♡
初めての○○?
「悠くんっ」

今日はあたしじゃなくて莉奈がノックしながらドアを開けた。

「どうした?授業始まるぞ?」

悠くんはメガネをかけてノートまとめをしていた。
…あ、珍しい。
邪魔になったかな?

「何かあった?」

「…うん。」

そういいながらいつも座る席に座る。
言ってもいいよね…?
悠くんにだけだから。

「担任に、必要以上に関わるなって言われた」

「「なんで?」」

「悠くんの時と理由は一緒で、疑われたらダメだろうって~」

ほんとに担任嫌だな(笑)
疑われる事はしてるかもしれないけどやましい事はしてないもん……
誰と関わろうが関係ないぢゃんっ。

「ほっとけばいいよ、そんな奴。」

「うざいね‼」

無視したいけど無理なんだもん……
……あ

「家に連絡するって言ってた…」

あー…
どうしよ。
お母さんに迷惑かけちゃう。
お兄ちゃんに怒られるかな⁇

"トントン"

誰かなあ?
あ、授業中だから隠れなきゃ怒られちゃうよね‼
そう思ってあたしは隠れる場所を探す。

「西川先生、白石達みましたか?」

「見てませんけどどうかされたんですか?」

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