白き薬師とエレーナの剣
人物紹介
◆いずみ(=エレーナ)
・今作の主人公で、前作『黒き薬師と久遠の花』の主人公みなもの姉。
・優秀な薬師の一族『久遠の花』の若き担い手。
・人を生かすために全力を注ぐ、優しくも芯の通った強い心を持っている。
・共に囚われた少年・水月の存在を心の支えとしている。

◆水月(=ナウム)
・間一髪のところで、いずみに命を助けられた少年。
・強い恩義と罪悪感を抱きながら、いずみのために動き続ける。
・計算高いところがあり、己の利を得ることに長けている。
・皮肉った言動を取りつつも、いずみに対してだけは真摯に向き合っていく。

◆ジェラルド王
・バルディグの王であり、隠れ里を襲わせた首謀者でもある。
・不老不死の術に執着しており、政は宰相に任せきっている。
・国内外から狂王として恐れられている。

◆イヴァン
・ジェラルド王の実子で、王位継承権を持つ人物。
・とても雄々しく勇ましい性格。やや強引なところもある。
・国の状況を憂いており、そのために王を討ち取ることも考えている。

◆宰相ペルトーシャ
・実質バルディグを動かしている男。
・己の一族のためだけに、政を行なっている。

◆ルカ
・イヴァンの従者。
・冷静沈着な青年で、イヴァンに絶対の忠誠を誓っている。

◆キリル
・ジェラルド王に仕える青年。
・暗殺を遂行する人物だが、いずみたちを見張る役を与えられる。
・人間味が薄く、非情な人物。
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