二重人格神様
悪魔
――――――…
―――…
その夜から3日―…
あれから海鈴さんは毎日、深夜に私の部屋にきては、私を抱きしめながら寝るのが日課になっていた
嫌だと言っても、なんか色っぽく口説かれてしまい、そのままベッドに引き込まれたり
体調が悪そうに、来たと思えば180℃態度をかえベッドに入る
それで、毎回ドキドキしてしまい心臓が持たない
好きではないけれど、あんな美形に毎日抱きしめられながら眠るなんて頭がどうかなりそうだった
「…はぁっ」
「いのり様、本日はいつも以上にため息が多いですね」
「え?」
そして今は、アレスに連れられ色々な意味で疲れた身体を癒すため屋敷の外に連れられ座りながら湖に脚を浸していた
「あ…ごめんね…」
アレスがいるのに、そんなにため息が多かったかな
自覚がなく、慌てて口をふさぐとアレスは笑顔で私に飲み物を渡す
「いいですよ。ここ数日、海鈴様が部屋に行かれてるのは知っていますので」
「…へ?」
「色々と、大変かと思うので」
「な…ちょっと!」
ニコニコといやらしい笑顔を浮かべるアレスの腕を睨みながら叩くとアレスは少しも表情を変えずヘラヘラしてる
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