私の両親はそれなりの仕事をして仲の良い夫婦だと思っていた。

中学に上がるまでは…

両親共に有名大学を卒業して、

二人とも誇れる仕事をしていた。

私が中学に上がる時、両親は離婚をした。

急な出来事でなんでなのか分からなかった。

仲の良い両親だと思っていた私は、母になぜなのかと尋ねた。

「お父さんには他の好きな人がいるのよ。
 お母さんとは琴音ができたから体面上結婚しただけで…
 結婚した後もその人との関係は続いていたのよ」

中学に上がるくらいの年齢の私にはそのことを深く理解するのは難しかった。


「お母さんもお父さんとは結婚したかったわけじゃないの。
 でも、琴音ができたからね。」

その母の言葉は私の胸に突き刺さったままだ。

私は望まれて生まれたのではない。

私ができたことで、二人の人生を狂わせたと言うことなのだろう。

そして、今まで見てきた両親は偽りだったということなのだろう。


私はその時から、お互いに望んで結婚をして…子供を産みことにすごく執着するようになった。

そして、それと同時に、男と言うものを理解できなくもなっていた。


いい訳をするわけではないが、私のこの一人になれない性分はきっとここから着ているのだろう。

私を…私だけに、愛を注いでくれる運命の男を見つけたい。

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