私の彼氏は特殊捜査官
私の声に、

そこにいたやつらが一斉に笑い出した。


「きっと、無理だよ。

ここには、警察なんかへでもない、

切れ者揃いだからね?」


「ふん!ばかみたい・・?!」


グイッと私の顎を持ち上げたミキヤ。


「・・・何よ?」


私はミキヤを睨んだ。


「そんなことばかり言ってると、

痛い目に合うよ?

ここの奴らは、警察大っ嫌いだからね?

そこで見物しててよ。

次のゲームが始まるから」



そう言ってニヤッと笑ったミキヤ。


・・・

隙を見て、ここから逃げてやるんだから。

そして、あんたなんか、

警察に突き出してやる。
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