†蝶鬼鈴†
ざわめく浪士たち。

ひとり、部屋から走って出て行く。


「おらぁぁあああぁああああ!!」


それに続き、続々と部屋から浪士たちは飛び出していく。


「御用改めである!
 手向かいすれば、容赦なく切り捨てる!」


そして、悲劇への扉が開かれた。



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