あれは、小学2年の春。

鈴菜は学校から帰る途中、鈴菜はふといつもと違う道で帰ってみようと思い立った。

いつもの道を曲がり、違う方へと歩いていく。

すると鈴菜の視線の先に赤い鳥居が見えてきた。

近付き、鳥居の傍にあった石碑を見てみると……


『八坂神社』


とある。

……そういえば初詣で来たような気がする。

と鈴菜は思い、鳥居をくぐった。

ちょうど桜の季節で、境内は桜が満開だった。

春風に乗り、桜の花びらが散っていく。


「わぁ……」


鈴菜は桜吹雪の中、参道を歩いていった。

といってもさほど広い神社ではないため、少し歩くとすぐに本殿や手水舎、そして小さな社務所が見えてくる。



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