檸檬の変革
君と僕の物語
君は何時も僕を見つめている。でもその瞳は僕じゃない誰かを僕を見つめる事で捜している。
つまり僕はフィルターみたいな感じ。
その事に気がついたのはつい最近だ。

その日君はロッジ風の珈琲専門の静かなカフェに僕を連れて行ってくれた。
窓から光が柔らかく差し込み、BGMはあまり聴き慣れない僕の知らないジャズが流れている大人の店みたいだった。
< 2 / 193 >

この作品をシェア

pagetop