【密フェチ】秘密の甘いキス…
「……まったく…信じられないわよ…」

彼女はベッドに上半身を起こし、肩まで有る長い髪を掻き上げてから、済まなそうな表情で横たわる彼の顔を見下ろして溜息交じりにそう言った。

「……いや…その、すまん」

彼は寝転んだまま額に手を当て、柔らかな間接照明の光に浮かぶ彼女の姿に顔をそむけ、酷く聞き取り難い声でそう言った……
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