あーあ、やっぱり来てないか…


今日は私の作品の授賞式。

この世界でも最も権威のある賞を授かり、

ホテルでの授賞式の後、そのまま祝賀パーティーに突入中。


慣れないピンヒールに、サテンのベアトップドレス。

ハーフアップに結い上げた髪に、プロによる華やかなメイク。

精一杯おしゃれした私を、雄司に見て欲しかったけど…



でも、こういう改まった席やパーティーが嫌いな雄司が、来るはずないか。


去年、雄司がこの賞を受賞した時のこと。


雄司は辛うじて授賞式に姿を見せたものの、ぼさぼさ頭に無精ひげ、カットソーにカーゴパンツとワークブーツの出で立ちで、居並ぶお偉いさん方を唖然とさせたんだったっけ…

溜め息をひとつ吐いた時、

「まひろ、---」

呼ばれて後ろを振り向き、息を飲んだ。

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