大切な人に想いを伝える魔法の言葉
せっかく自分が感じた感謝や、
相手がもたらしてくれた行為を、
なかったことにしてしまうのは勿体ないです。
少し遅れたとしても、伝えていいと思うんです。
「さっきありがとうって伝えておけばよかった」。
そういう風な考えが頭の中をよぎるならば、
できれば
「さっきはありがとう」って
伝えてあげてほしいんです。
伝えにくいキモチもわかります。
「今さら遅いよ」って思われそうだし、
伝えても冷たくあしらわれてしまうかもしれないし、
好意に受けとったけど相手は無関心かもしれません。
そういう想いが浮かべば浮かぶほど、
伝えるタイミングは後回しになって、
時間の経過とともに伝える勇気はしぼんでいく。
そして、「伝えなくていい理由」が
頭の中を駆け巡るようになるのですね。
「相手は忙しそうだから言わないほうがいい」
「こんなこと伝えても迷惑に決まってる」
「恩に着せるように厚かましく思われるかもしれない」
だから、「ありがとうを言わないでおこう」と。
そうなるのが、
ほんとうはいちばん淋しい結末です。
どうしても直接相手に伝えられなければ、
心の中でつぶやくだけでもいいと思うんです。