どんなことであっても、

はじめてのことというのは、

ココロに残り続けるものです。


たとえば、

はじめて好きになった人。

はじめて買った本。

はじめてした仕事。


2回目よりも、

3回目よりも、

やっぱり1回目。はじめてのとき。


だから、

はじめてのチカラを使うのです。


誰だってできることなら、

せっかく出会えた相手だから

その人のココロの片隅に記憶されたい。


言われ慣れている言葉では、

2人目、3人目、・・・もう覚えてない・・・。

という風に陥ってしまうから、

なかなか覚えてもらいづらいもの。


だから、相手にとっての

「はじめて」になれるように、

自分にしか探し出せない角度で、

その人に伝えるメッセージを探すことが、

もっとも効果的な言葉の扱い方のひとつです。


だからって、

嘘でいいわけではありません。

嘘ついていることなど

相手にはお見通しですから。

嘘じゃなくて、本当で、

それでいてはじめてのこと。

自分のはじめてじゃなくて

相手にとってはじめてのこと。



それは、

今までもらったことがない、

プレゼントを受け取れたということ。

だれかと同じではない、

ふたりの中のいちばんを

見つけられたということなのです。



その一番を伝えることで、

相手があたらしい自分の魅力に

気づけるような言葉が理想です。


それはお互いにとって

ここちよい人間関係をつくる、

たしかな礎になってくれるはずです。

初対面の相手にかぎらず、

何度も何度も会っている知り合いや、

つねにいっしょにいるような恋人や家族。


そういう相手に対しても、

「はじめて」のことをみつけて、

それを言葉にすることによって

いつまでも鮮度を保つことができるのです。


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