大切な人に想いを伝える魔法の言葉





淋しいっていう感情は、

とっても恥ずかしがり屋です。

素直にそのままの姿で

僕たちのココロの中に

現れてくれることは稀です。


一見、正反対にさえ思える

力強い感情の影に隠れて

なるべくオモテに現れないようにしています。


たとえば、

怒ってみたり。

たとえば、

冷たくしてみたり。



本当は淋しいからなのに、

淋しさがにじみ出ないように

より強固なヨロイを着てしまうのかもしれません。




外側からしか

見ることができない他人から見ていても

そこには強そうな固そうなヨロイを

身につけた相手がいるだけです。



つまり、淋しいではなくて、

怒っていることや、冷たい態度として

見たまんまに伝わってしまうので、

なかなか自分の奥底に潜んでいる

淋しさには気づいてもらえません。
気づいてもらえないから、

余計に淋しいキモチは奥へ奥へと

逃げ込んでしまっていくようです。



そうして、自分の本当のキモチを

見えないところに追いやって

「だいじょうぶ」な自分だったり

「たくましい」自分をキープしているのかもしれません。


< 1,094 / 1,111 >

この作品をシェア

pagetop