大切な人に想いを伝える魔法の言葉



食事をしたあと、

「ごちそうさま」と伝えるのは、

シェフや、他人だけではありません。


多くの人が毎日、同じ相手に対して

「ごちそうさま」を伝える機会があるはずです。

子供のころから「いただきます」と

「ごちそうさま」を教わっているから、

自動的に声に出していることも

少なくないのではないでしょうか?

もう何千回、何万回と食事をして、

いただきます、ごちそうさま、を

繰り返しているのですから無理もないです。

でも、味わったしあわせを、

相手に伝えるためには、

毎回、新しい感謝、新しいキモチを

言葉に込めて伝えることが大切です。


毎日美味しかったとしても、

今日も美味しかったと伝えるのです。

同じ言葉だとしても

今日と明日では違う言葉です。


日常に埋もれてしまいそうな

あたりまえの会話の中、親しき仲、

だからこそ、ていねいに、

あたりまえの言葉に、想いを込めるのです。


そうすることで、

これから先にも続いていく、

食事を作ってもらう機会、

そして食べる機会に、

しあわせを感じ、

それをお裾分けすることができるのです。


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