ヤンキー王子とラブレッスン②【完】
杏ちゃんは、狂ったような笑い声をあげた。


その狂気に呆気にとられ……一瞬ひるむのんちゃん。


そののんちゃんを、杏ちゃんは足で蹴り飛ばした。


「アンタも邪魔っ!!」


「う゛っ!!」


よろけるのんちゃん。


そののんちゃんに近づいて、みぞおちにこぶしを沈めながら、杏ちゃんは瞳をギラギラ光らせた。


「絶対誰にも渡さないっ!!
だって、煌様は、あたしのものなんだから!!」

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